こんにちは。
なないろ電気通信の T です。
「せーのぉ!!」
掛け声を掛ける職人さんの威勢のいい声が建物内に響き渡ります。
200スケのドラムがゆっくりと回り出します。
引っ張り上げる人、その手前で介錯する人は少しでも負担が軽くなるように、幹線の角度を考えながら持ち上げます。
引っ張り上げた所に位置する人も、幹線のヨリを直しながら押し出していきます。
ラックに勾配が付いている場所や曲がり角に位置する人も、幹線がラックに引っ掛からないように気を付けながら進めていきます。
ゴール地点にいる人たちは、力の限り、ただひたすらロープを引っ張ります。
無事に200スケをゴール地点まで引っ張りました。
あとは幹線がズレないように、インシュロックでラックの桁に括り付けていきます。
200スケに続き150、100と引っ張って行きます。
後日、建物内から外のボックスを通って下の電気室まで幹線を持って行くのですが、今日は輪っかにしてタキロン線で縛って邪魔にならないように隅っこに置いて養生シートを掛けておきます。
今回は幸いな事に職人さんの数が多く、1人1人の負担は軽くて済みました。
何はともあれ、無事に幹線工事が終わり、ホッとしました。
幹線工事に限らず、全ての作業は準備・段取りが大事だと改めて思った僕でした。