こんにちは。
なないろ電気通信の T です。
いよいよ仮設工事当日です。
まだほとんど更地の状態で、ここに新築のビルが建つ、しかも1年も掛からずに。
凄い事です。
仮設工事をする際、大事なことは工事を円滑に進められるよう、お客様の要望を聞いて細部まで計画するという事です。
現場で、どんな電動工具を使うのか、コンセントは何回路必要なのか、それによってブレーカーの容量も変われば幹線も変わってきます。
ブレーカーの容量が足らなければ、しょっちゅうブレーカーが落ちてしまい、職人さんたちのストレスになります。
正しい太さの幹線を繫いでいなければ火事になる事もあります。
パッと見、仮設盤は使い回しされていて適当な印象を受けるかもしれませんが、工事がスムーズに進むかどうかは仮設工事に掛かっていると言っても過言ではありません。
現場監督さんにメインの仮設盤を取り付ける仮設ポールを建てる場所、現場の逆サイドに設置するサブの仮設盤の場所を確認したら作業開始です。
今回設置するボックスは3つ。
それぞれに100V回路2つ、200V回路3つ設けます。
倉庫に保管してあった仮設盤を流用するのですが、コンセントが足らなかったり回路数が違ったりするものがありますので、若干手を加える必要があります。
今回は準備段階から、殆ど職人さんにしていただきましたが、次回からは自分でブレーカーの容量や幹線を決め、繫ぎ込みや回路数の修正も行えるようになります。
また、このビルの新築工事は、いずれ回路の増設も行わないといけませんので、しっかり勉強してスムーズに行えるようにしていきます。