こんにちは。
なないろ電気通信の T です。
電気工事の作業の1つに『あいばん』というものがあります。
電気工事と他業種の絡みが発生した時に、誤って配管や配線を傷付けたりしないように、また所定の場所に配管や配線を持って行くため、他業種さんが作業している時に必要に応じて手伝いながら確認する作業です。
僕が今までさせていただいたのは、コンクリート打ちのあいばんです。
図面通りの位置に配管が仕込まれているか、ちゃんと固定されているか、またコンクリート打設の際、配管が勢いに押されてズレたりしないか手伝いながら確認します。
作業が始まる前にゴミを拾いながら、図面を持って配管の位置や数、結束の確認をします。
コンクリートが流し込まれて来ると土工さんがバイブレーターを使って、隅々まで行き渡るようにします。
その時に土工さんの介錯をしながら、配管に問題が発生しないか確認します。
慣れない僕からすると鉄筋の上を移動するだけでも大変です。
真夏の炎天下に行う事が多かったので、自分の体調にも気を配りながら作業しました。
目を凝らして配管の状況を確認しているのですが、それでも後日あるべき位置に配管がなかったり、破損している事もありました。
僕が初めて1人で任された仕事で尚且つ、その後の工事の進行に大きく関わって来る作業ですので、毎回緊張感を持って臨んでいます。
(続く)