こんにちは。
なないろ電気通信の T です。
コロナの影響で本来、年に2回行われる第二種電気工事士試験は1回しか行われず、その年は10月半ばでした。
僕が受験を決意して参考書を買いに行ったのが、入社して間もない3月半ば頃でした。
「これだけ時間があれば大丈夫だろう」と、たかを括っていた僕は参考書の中身を見て真っ青になりました。
僕は元々文系の人間ですので暗記系に関しては、ある程度自信がありました。
ですが・・・。
そうですよね・・・。
電気なんですから僕が苦手としていた数学と物理、出て来ますよね・・・。
道具や材料の問題は今まで現場で何度か見たり使ったりしているものが多く、スッと覚えられました。
図面に使われている記号なども、抵抗なく覚えられました。
ただ、計算問題がチンプンカンプンです。
何回読み返しても、理解どころか全然頭に入って来ません。
周りの職人さんたちは皆さん口を揃えて「当然1発で受かるよね?」とプレッシャーを掛けて来ます。
受かる気がしません。
「そうだ。参考書が合ってないんだ。そうに違いない」
僕はもう1冊参考書を買う事にしました。
(続く)